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初夏に舞う雪
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作詞 彩輝 |
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刺激を増していく 太陽の中で
かすかに香った 甘い匂い
制服のまま 走り出した君のあと
ふたつの鞄抱え 必死で走った
息を切らせて 追いついたら
目の前は一面 雪景色のようで
その中で笑う君は 日の光を浴びて
まぶしく輝いてたよ
あの日ふたりで見たね
初夏の空に舞う白い雪 梨の花びら
青い空に泳ぐ 小さなユキに手を伸ばし
いつまでも飽きることなく
一緒に追いかけていたね
厳しさ増していく 寒さがつのる季節に
降る雨は冷たくて
傘を忘れて どうしようもなく
ふたり 手と手つないで 雨がやむまで待ちながら
息を凍らせて 眺めていたら
目の前で雪へと 変わっていく雫に
手を伸ばす君の姿は あまりに綺麗で
あの日を思い出したよ
あの日ふたりで見てた
初夏の空に舞う白い雪 梨の花びら
青い空に泳ぐ 小さなユキの中ずっと
いつまでも終わることない
幸せが流れてたね
春の花見とか
夏の夏期講習
秋の焼き芋に
冬の雪合戦
四季を通して 色んなことを
喜びも 苦しみも
全てを共に感じて 過ごしてきたから
今年またふたりで見よう
初夏の空に舞う白い雪 梨の花びら
青い空に泳ぐ 小さなユキの中ふたりで
いつまでも色鮮やかな
僕らの永遠刻もう
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