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届くかなぁ
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作詞 wefi |
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君と僕の家の間に
流れる川の辺に寝転がって
見る空に浮く星に
明日晴れる様に願いかける
数万年の旅を今終えて
光を届ける星のヒカリ
その星にまた祈っても
どれだけの時間がかかるんだろう
一年に一度しか会えない二人
にはなりたくないよ
冷たい手を熱湯につけた後のような
何も感じなくなる痛み
不特定多数の願いを君は
抱えきれなくなって下ろしたんだ
代わりに願っといてなんて
なんていい加減な願い
Yes or Noで進む性格表
君は少し戸惑って
どうしたの?って声に
自分がわからないと呟いた
夜空に煌くあの星にはまだ
名前が無いかもしれないんだよ
不安定な存在だといっても
僕は君の名前を呼ぶよ
不特定多数の星のヒカリに
小さな願いを乗せてみるんだよ
そして望遠鏡を覗き見て
両手一杯の答えを掴むんだ
この天の川の下
もし叶うのなら
もう一度笑って下さい
もう一回 もう一回って
強請(ねだ)る君を思い出して
昨日の夜 僕は少し泣いた
夜って時間は怖いモノで
簡単に心が震えるんだ
少し隙を見せようなら
君を思い出してしまうんだ
不特定多数の星の欠片を
拾い集めて 掻き集めて
机の奥の宝箱に
そっと、しまっておくんだ
数万年の旅を今終えて
僕らの心を照らす光
叶わなかった願い 叶えられた願い
それぞれが空の欠片
不安定で、右にも左にも
揺れそうな天秤の上に
きっと、きっと僕らは
ずっと立っているんだよ
その永遠に似た時を
いつの間にか通り越して
その願いが叶う頃には
僕は死んでしまうんだろう けど
不安定な世界の下
たった数十年の命で
どれだけの祈りをするんだろう
どれだけの祈りが叶うんだろう
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