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じゅうろくさい。
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作詞 茜妃 |
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大人になるなんてつまらない。
コドモは知ることで成長して
大人へとなっていく。
だけど 知識を得たことで
大切なモノを失った。
あの頃 感じていた感情(キモチ)
見たことのないものに あふれていた 世界。
そのひとつひとつに 驚いて、感動した。
何かを成功させたときの喜び
スナオに泣いてスナオに怒れた。
純粋だったあの頃は 何ヵ輝いていた。
今はもう 純粋に何かを感じるコトも
スナオになるコトもなくなった。
大人になるなんてつまらない。
知ることでスナオになれなくなるなら
知識なんて いらない。
もう知らなくていい。
大人になっても純粋なままで
スナオでいられる人の眼は
輝いていて、眩しくて―――――
その大切なモノを失ってしまった自分は
なんだか惨めで―――――
ベットの上に転がって うずくまっても
全然 、気は 晴れなくて
輝く人はどんどん階段を上っていくのに
自分だけこんなトコで止まっているみたいで。
それがなんだか悔しくて―――涙が、止まらない。
これが大人になるということならば
大人になんかなりたくなかった。
大人なんて・・・つまらない。
それでも大人にはならなきゃいけなくて。
昔のようには いられなくて。
どうすれば良いヵわからないけど
でも。
もう後悔しないように。
少しでも。
もがくしか ――――――――――ない。
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