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ココロの破片
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作詞 天河 継深 |
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柔肌に残った感触は 残り香だけ
唇に残った湿り気は 乾いていく
振り切れず 残る面影
私は逆さまの時間を望み
あなたは真逆の世界を生きる
真実を釘付けされた私
まるで採集された蝶のよう
ゆっくりと麻痺していった思考
鈍く痛む
深すぎた愛は 憎しみを呼ぶ
泣き腫らし 濡れた瞳
映る偶像は歪み 想う虚像は消える
残ったのは 現実のカケラ
首筋に残った痕跡は 愛だったの?
寝室に残った温もりは 薄れていく
振り払え 残る幻影
私は逆さまの刃を握り
あなたと真逆の世界に堕ちる
深淵に口付けされた私
まるで回収された機械のよう
ゆっくりと壊れて進む肢体
重く歩む
深すぎなければ 恨みはなかった?
亡き想い 答えは無い
実の無い抜け殻に 心は必要?
映る偶像は歪み 想う虚像は消える
残ったのは 「ワタシ」だったカケラ
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