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線香花火
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作詞 夏堀 |
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うすらのぼる煙に 咳き込み
玉をひとつ落としてしました
きみは、下手ね、と苦笑い
丸く形づく、淡い期待
いつの間にか大きくなる
やなぎはさらさら風に揺られ
僕は刹那を永遠と思い込んだ
線香花火 落とさぬよう
願はひとつだけ かける
ふるえる指先 やなぎは揺れる
下手ね、と笑う涙顔 消えゆく
今年も線香花火を買ってみた
ひとつだけ 玉が結ぶ
僕の願いはかなわない
うすらのぼる煙に 咳き込み
玉をまた 落としました
下手ね、ときみは笑わなかった
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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