|
|
|
Maria-楽園の喪失
|
作詞 美卯 |
|
光と闇が交差する場所で一人佇むMaria
汚れを知らぬ瞳で我等を捉える
裁きを下す時を貴方は待ち構える
貴方に捧げる言葉はもう無くそう
君が居る場所が地獄と呼ぶべき所なら
僕は迷わずにそこに堕ちる
君以外の何も望まない
君以外の何も見えない
君を求める度にMariaが僕に訴える
ならば この耳を塞ごう
そして貴方の存在を否定しよう
君を愛した事が罪になるのなら
その罪さえ愛しく思う
楽園の喪失 堕ちるのは君という名の地獄
茨の道を歩もう 流すのは同じ血
それこそが僕の生きていく意味
君は黒き聖母 僕が崇める唯一の女神
Maria 祈りも魂もきっともう届かない
露になった裸体 赤き華を散らつかせて
囁くオクターブの甘い声
君の体内へと侵食 深く溶け合う魂と身体
そして全てが一つとなる
刻まれるのは罪 交わすのは契り
君から生まれるのはきっと天使の姿をした悪魔
例え 君の存在自体が罪だとしても
それでも全てを愛して止まない
常識も道理も真実も全てを壊してしまおう
君が僕に問う教えに従う
「犯した罪も襲う闇も惜しみ無く愛して信ぜよ」
君の御心のままに生きよう
そして僕はMariaの心臓を握り潰す
Maria 例え魂が貴方の元に
召されなくてもそれでも構わない
罰よりも恐れるのは君の存在を否定する事
Maria 救いの時など求めはしない
罪を埋める場所に十字架を建てる時
捧げる言葉があるとしたらただ一つ
「貴方に背いた我等を裁けるものならば裁いてみせろ」
君の存在を僕は肯定する
罪の証こそが愛の証
君は黒き聖母 僕の過ちを受け入れてくれる唯一の女神
|
|
|