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愚民の反撃
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作詞 ムメイ |
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知らないふりして飛び出した 真っ暗な闇の中から
知っているのに飛び出した 這い蹲るのが怖かった
ありきたりな夢を抱いて 眠っては涙で濡らした
手を伸ばしても届かなくて 蟻のように潰されていた
ただ泣いて 叫んで 強がりを吐いては
それを 僕だけの唄にのせ唄った
小さくて 非力で 弱いと笑われても
いつか見てろって また 強がりを吐いた
解かっているふりして飛び出した 「博識ぶり」をぶら下げて
解かっていないのに飛び出した 外の明るさも知らないのに
笑われるような理想を抱いて 走っては石を投げられた
でも見えた涙目でも確かに 反撃のチャンスを
哀しいだけの見栄や意地を握り締め
今 僕は拳を突き上げた
小さくて 非力で すぐに泣く僕でも
皆と全然変わらない夢は見させろよ
才能も魅力も度胸もないけど ありきたりな夢の中では
僕は負けないほど強いのさ それ以外はどうでもいい
潰されても笑われてもいいのさ 解かってくれとはいわないよ
だけど笑えるのも今のうちだぞ だって僕は見たのさ
反撃のチャンスを
ただ泣いて 叫んで 強がりを吐いても
弱いのには変わらない ごもっともだ
でも夢と 理想を 胸に秘め跳んだ時
僕の 拳は 唄は上に届くだろう
飛べないなら短く高く跳べば良い
何度 地面に落ちても構わない
その度 一瞬でも触れて 唄ってやればいい
小さくて弱い僕の 反撃の唄を
愚民の反撃の唄を
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