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シグナル
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| 作詞 ムメイ |
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立ち止まって 雨粒に濡れた
赤いダイヤを眺めて
傘を左右に揺らして 長い時間を過ごした
そういえば 鍵はしめたっけ？
ガスも切ってあったっけ？
前がゆらゆら霞んで 振り向くことばかりで
暗い世界に一人 何をするわけでもなく
遠い思いへポツリ 当てがあるわけでもなく
長い横断歩道の向こうに 君がいるような気もするけど
呼ぶ声は全部 行きかう車にかき消されて行く
綺麗事はいつだって結局 なんてことない日々に埋もれて
本当の事と 目線を外して瞬きをする
立ち止まって 雨粒に濡れた
赤いダイヤを眺めて
呼吸の数も忘れた 長い時間を過ごした
狭い距離に二人 目と鼻の先の瞳
遠い世界に一人 滲んだ存在が揺れる
手が届きそうな幅の向こうで 君が笑ってる気もするけど
見えては隠れて 幻想のように透明になる
大きくなるのは簡単に出来て 大人になるには時間が要る
本当の事が 背中にぶつかり催促をする
涙に濡れた 傘の意味も無かった
色は確かに変わった 未だ君は待ってた
狭い距離に二人 目と鼻の先の瞳
遠い世界に一人 滲んだ存在が笑う
長い横断歩道の向こうに 待ちくたびれたような君がいる
呼ぶ声を全部 目線を外さず確かに届けたら
綺麗事も何もかも閉まった なんてことない日々が僕を待つ
本当の事と 君と二人で立ち向かって行こう
雨は止んで 雨粒にぬれた
青いダイヤが光った
傘をしっかり畳んで 長い時間が終わった
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