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墓前
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作詞 夜代紗都 |
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瞼の奥に 熱がこもって痛い
上を向かなければ 曇り空を見つめなければ
いつか私は 強くなれるだろう
生身のからだ コンクリートに幾度も
打ち付けられたって
死に際は こんな感じ?
涙を枯らし 笑って時を待つの
胸が張り裂けても
甘えが叫ぶ 私を消さないでと
いつかの思い出を 奪うことでしか
私を 殺せなかったの
瞳が焼ける まぶしすぎて痛い
上を向くだけで この眼に課した誓いを
かなえられれば 幸せだったけれど
柔らかい世界は まばたきした私のこと
責めたりしなかった
死に際は こんな感じ?
涙を枯らし 笑って時を待つの
胸が張り裂けても
甘えが叫ぶ 私を消さないでと
それでも思い出を 奪うことでしか
私を 救えなかったの
残像のこる 妄想の私
しあわせが来ると 思っていた
甘えが泣く 私はいたのにと
いつかの思い出を 奪うことでしか
私を 愛せなかったの
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