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Sewing days
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作詞 コスモス |
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ただ僕は一人で
誰かに手を振り続けていたのに
だれも気づいてくれない 振り向いてくれない
僕らの生きている場所が幸せすぎるゆえに
でも僕はただ
孤独を好んでいるわけじゃないのに
それが快感になってしまう 心地よくなってしまう
僕らの生きている場所が静かすぎるゆえに
でも僕は知ってしまった
君も僕と同じく孤独だという事を
暗い影の中で君が泣いていた事を
僕が君と出会うまでにどれくらいの時間(とき)を過ごしていたんだろう
ただ漠然と過ごしてきたわかりやすいその日々を
古い荷物を捨てることができるこの日まで
だから僕を縫いつけるよ 君と出会えたその証を
音も無く僕はただ
せっせと出会いの証を縫いつけては
それがクセになっていく喜びに変わっていく
それが君のおかげだと思うから
だから僕は君の布にも
僕と同じ出会いの証をつけてあげるよ
ただ君に喜んでほしい ただそれだけで
君が僕と出会うまでにどれくらいの糸に繋がっていたんだろう
触っただけで切れるようなそんな糸じゃなくて
ハサミなんかじゃ切れないこんな僕らの糸を
だから僕は喜ぶよ 君と出会えたその必然さを
何もなかった僕の布切れ
でも君と出会ってから初めて
糸を通す喜びを知れた
だから僕は君の喜びを見たい
知りたい
僕が君と出会うまでにどれくらい時間(とき)を過ごしたんだんだろう
ありきたりのただ漠然とした出会いじゃなくて
君に糸を通すきっかけを作った出会いとして
だから僕は糸を通すよ 別れの日まで
ずっと ずっと 縫いつけるよ その証を
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