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バスタイム
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作詞 あいじ。 |
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湯気が立ち込める
バスタイムだけが私の安らぎ
ぬるくないお湯が好き
熱すぎるのは好まないの私
降り注ぐシャワーは
まるであの人との思い出の雨のようで
身体に当たったお湯は
大きいとは言えない程度の雫になって
落ちる
落ちるの
私みたいに
ミルク色のお湯
あの人が好きだった鎖骨をすべり落ち
生ぬるいお湯
多分あの人の体温を奪うみたいに
痛い程の水圧にしよう
まるであの人が叫んだ声みたいな
痺れる程の温もりに
巡り巡って零れた雫を弄びながら
掬う
掬うの
あの人みたいに
目を瞑って浸かる
安らぎのバスタイムぐらいは
あの人の事、忘れたいの
でも降り注ぐシャワーを止めてしまえば
凍えてしまいそうな程
私の身体は冷え切ってしまうから
何時までも離れる事が出来ないみたい
あの人の思い出さえも私を解いてくれない
私の安らぎの場所 あの人の眠り場所
降り注ぐシャワー
あの人のシャワー
痛い程感じた
あの人のイノチ
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