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ヒマワリ
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作詞 GILE |
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果てない宇宙に心開いた時から たくさん拾って たくさん落とした
15年経っても分からない その深い暗闇に似た 輝いて咲いてる花を見つけた
その名はヒマワリ 生まれて初めて知った 僕の全て捧げたら たった一度微笑んだ
毎朝毎晩水をやり 話しかけ 歌を歌って 背たけも伸びてきた
夢や希望 望み 欲望を全てそいつに託したら そのつぼみはどんどん膨らんでいった
夏の昼下がり 僕が寝てる間も そいつは休むことなく 期待に答えようとした
丈夫な根っこ地に伸ばし 太い茎に葉をたくさんつけ もう準備は終わったよ
後は君が来るだけだ
いつからか僕は知らなかったけれど そいつは今 うなだれてるようだ
人の重荷や期待や異物 首にくくりつけたまま こっちを向いてくれようとはしない
何故か分からない 何がそいつ苦しめた? 他人事のその顔にそいつは無性に腹が立った
「この傷に見覚えないかい? あなたが僕を苦しめた結果です もしこれ以上傷つけるのなら 僕は枯れてしまう」
誰か僕の傷に薬塗ってくれないかい 誰か僕の体支えてくれないかい 誰か僕の腕輪外してくれないかい
誰か僕に手を貸してくれないかい
一人じゃ僕は何も出来ないから 誰かに頼ってばかりで生きてるんだ だけど助けてもらうだけじゃだめだから
出来る限り 恩を返していくんだ
大きなつぼみ咲かせられるやつらばかりじゃないけれど 与えられたチャンスだから 後は一人で頑張るだけだ
丈夫な根っこ地に伸ばし 太い茎に葉をたくさんつけ もう準備は終わったよ
後は君が来るだけだ
やっと顔を覗かせた 太陽みたいに笑ってる 輝いている大きな花 その名はヒマワリ
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