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COLOR
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作詞 理依 |
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もともと 色は違うんだ
けど 誰かは
「私とあなたは同じ色」
って決めつける
結局 色は混ざるんだ
なのに何で?
いろんな人と触れ合うたびに
私は黒へと変わっていく
夢を見たんだ 今日
私は皆と歌うたう小鳥
見つめる先には 泳ぐ魚たち
仲間はそれに気づいていた
白でいたいと願った
誰に寄り添っても 嫌われない白に
けれど 白はとても弱いから
黒を選んだんでしょう?
そもそも色って何なんだ?
生まれたときには
きっと色は薄いんだろうね
そういえば あの鳥は
あれから海へ行った
大樹のもとに 帰ったときには
仲間は歌おうとしなかった
丸い円を描きたかった
多彩な色を 織り込んだ円を
黒も白と手を繋ぎたかった
でも 片手が空くのは辛いんだ
向き合った人の瞳で 気づいた
私は決して黒ではなかった
夢を見たんだ 今日
私は森で歌うたう小鳥
仲間はいなくても
花と歌うたう
白い鳥
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