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信じるということ
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作詞 Riku |
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「傷つくのが怖いのなら誰も信じなければいい」
誰かがそうつぶやいていた
そのときの僕は
そうなのかもしれないとすこし思いながら
ぼうっとその言葉を聞いていた
その人はどういう思いで
その言葉を口にしたのだろう
きっとつらい過去があったのだろう
僕にはわからない何かが
その人の心に住みついてしまっていたのだろうか
「でも他の人のことだから」
自分のことじゃないからと
簡単に片付けてしまっている自分がいた
今の僕ならその人の気持ちがわかるかもしれない
少し前までは誰も信じたくないと思っていたから
でも君と出会ってからは
「人を信じてみてもいいかもしれない」
そう思うようになった
きっと人を信じたり愛したりした分
つらい思いは2倍3倍になるのだろうけど
嬉しいのはもっともっといっぱいに
なるのだと今は思う
小さくあの言葉をつぶやいた
あの人にもまた幸せがやってくることを
今の僕は精一杯祈ろうと思う
どうか悲しんでいる人を見て
「自分には関係ない」
と思わないでほしい
いつか自分にもきっと悲しみが訪れるのだから
今を精一杯生きるその姿を
見守ってあげてほしい
その想いを僕のこの唄にのせて
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