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孤独の欠片
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作詞 灰刻 |
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私はどれくらいの時間(キョリ)強いフリをすればいい・・・?
薄れた感情をガラスの檻に閉じ込めて
此処にいるのに何時だって抜け殻のような
大地を濡らす雨としての君のキオクさえ
細すぎた腕から零れて落ちてしまう
誰の手も届かない場所に置いてしまわないで
いくつ距離を経た過去から君を呼び続けただろう?
求めるほど遠ざかって孤独だけを思い知る
怯えて逃げ惑った夜 今もまだ怖いままで
其処に君の背中を 手を 声を探している
凍てつく心を置き去りにして背を向けて
消え失せた時間は立ち止まることを知らない
孤独の欠片で刻んだ優しかったぬくもりが
捨てたはずの愛しささえ戻ることを知るように
逃げることは出来ないのに 哀しいほどわかるのに
何時までも何処までも 私の居場所は君で
傷だらけのこの腕を 臆病すぎた瞳を
私はどれくらいの時間(キョリ)強いフリをすればいい?
今にも崩れそうな脆い両足のままで
優しい綺麗な言葉を見つけられずにいるのに
其処に君の背中を 手を 声を探している
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