|
|
|
moon diver
|
作詞 どぶはまり |
|
長いトンネルの光へ
飛び上がるように走る僕が
紡ぐメロディの余韻は
ただ向かい風に掻き消された
微かに視界をちらつく
手で掴めない埃みたいに
意味も無いまま堕ちたよ
また存在さえ忘れ去られて
聞こえない歌の内を
解き明かす鳥瞰図は
冷え切った月の影が
闇に埋めて 消し去るんだ
引っかかった足音が
心拍の紛い物なら
読めもしない地図の果ても
ほんの少し 想像出来るよ
闇雲に隠れた下弦は
希望の無い 明日を思い描いて
それでも いつだったかな
トンネルを引き裂く 飛行機を見たんだ
風が止めば 両手を広げて
今度は 躓かないように
微かに視界をちらつく
あの瞬いた2等星みたいに
紡ぐつま先の余韻は
ただ向かい風に掻き消された
憧れた歌のように
進めない僕らなんだと
冷え切った影を過ぎる
風の中で ただ響いて
それでも凪がくれば
心拍はまた綺麗な
リズムを叩き地図の果ての
夢の無い 想像を壊すよ
|
|
|