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罪人賛歌
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作詞 柚子‡ |
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疵口に這う運命の蟲
鋏を染める血
銀色に耀いて
鬼畜の蔓延
願いこそ変わらずに
我が胸に留まれど
深い森の中
血塗れ腐った亡骸を抱く
私の最期の姿は何より
美しいだろう
その眼で その眼で
貫きたまえ
疵口を裂く金色の棘
雫を垂らす木
月光を携えて
獣の晩餐
彼方より訪れる
我が戀の儚さよ
夢に酔うならば
嘶き撃たれた白馬のように
私の最後の言葉を噛み締め
果てるべきだろう
その手で その手で
引き裂きたまえ
黒き森の中
咲くのは絶頂それとも孤独
私の最期の想いは貴方に
届くだろうか
心を 心を
ああ授けたもう
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