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屋上
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作詞 暗闇族 |
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金網の向こうは
疑いたくなるような青
悩み一つ無いようで
悔しくなった
話を戻された途端に
冷めてしまった空気
まとわり付いて離れない
もうすぐしたら影も傾いて
手を振るだろうから
それまでは沈黙に任せよう
言いたいことしか言わない僕に
気が付きながら 潤む君
分かり合えないということは
初めから分かってた
お別れの合図で
漂い始める夜の色
幾つもの不安のせいで
重苦しい
もうすぐしたら街が輝いて
道を照らすだろうから
寂しさなんて消えるだろう
言いたいことを言えない君に
気が付きながら 黙る僕
分かり合えた日もあったよという
声は空に吸い込まれ
答えるように 星がひとつ瞬いた
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