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雨の匂いに誘われて
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作詞 暗闇族 |
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雨の匂いに誘われて
行き交う人は くもり顔
差された傘の色だけが
やたらと目につく 帰り道
どこからどこまでが空なのか
立ち止まっても見付からず
手をとる恋人のように
ただ優しく優しく つなぐ雨
忘れたい事もあるんだよと
誰もが言って過ぎるけど
やっぱり私は知りたくて
あの日の空は どこにいるのかな
粒が光に照らされて
行き交う人に 架ける橋
届かない虹の色だけが
やたらと眩しい 帰り道
どこからどこまでが空なのか
見失っては探してる
ささやく恋人のように
ただ優しく優しく 落ちる音
忘れたい事もあるんだよと
誰もが言って過ぎたけど
ほんとは大切だったから
この雨が今 私と空をつないでる
雲が風にさらわれて
たちまち広がる 深い青
落ち込む日もあるわよと
花壇やフェンスが笑ってる
どこからどこまでが空なのか
見失っては雨が降り
確かめたいから誘われる
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