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海
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作詞 暗闇族 |
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貴方が指を滑らせた夜 遠くの月へ目を逸らせてた
居座ってた孤独が穏やかに 溢れ出したから
色のない海 泳ぐ影
波打ち際に寄せられた薔薇 握りしめ
貴方の鼓動に添えたら 取り戻せる気がしてた
「ねぇ、好きがこんなに辛いものだって
知ってたら、あの時 諦められていたのかな。」
だから
貴方が指を滑らせた夜 遠くの月へ目を逸らせてた
このまま泳いでいたいと願う 自分が怖くて
怖くてたまらない
果てのない海 浮かぶ不安
打ち寄せられてく最後の波 握りしめ
貴方の指に絡めても 取り戻せるものは ない
「もう、辛いだけの二人なんだって
気付いてた。ほんとは 光の中で笑いたい。」
だから
貴方が指を滑らせた夜 遠くの月へ目を逸らせてた
だけど月も独り 孤独の海を 泳いでた
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