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朝が来る
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作詞 暗闇族 |
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輝けずにいた夜を
朝日が影に変えてゆく
ポストがカタンと音を立て
君は冷めた部屋を出た
目覚めそうな現実に
僕はまた 子守唄を歌いたい
掴んでたものは薄紅の
桜のように儚くて
埋もれていたい僕たちに
変わらない未来はこなかった
刻まれずにいた日々は
曖昧になり消えるから
手帳の日記に書き足して
外に耳を傾けた
黄金の色が染み付いて
君の背が さよならを照らしてた
逃げてたものは春空の
青さのような正しさで
眺めていたい僕たちに
終わらない季節は来なかった
歩いた距離は花びらの
ふわりと浮いた虚しさで
繋ぎとめてた僕たちは
終わらない恋がしたかった
冷めない夢が欲しかった
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