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秋が色を失うまでは
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作詞 暗闇族 |
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過去しかない部屋に
貴方の匂い敷き詰めて
寝転んでみた
ほろ苦いから 甘い言葉ぶちまけてみた
そしたらしょっぱい味に変わったの
束ねて出て行く頃
秋は色を失うのかな
冬の似合う街を探してる
すりガラスの窓も震えてる
此処ではない未来
貴方と一緒に行きたくて
追いかけていた
走り過ぎたから かすれた声で呼んでみた
そしたら貴方はため息吐いてたの
丸めて広げたメモ
しわくちゃに乾いた別れ
枯葉を踏む音に似ていたの
すりガラスの向こうで響いてた
もうずっと前から聞こえてた
束ねて出て行く頃
私は何を失おう
今さら何を失おう
冬の似合う街を探してる
すりガラスのような心のままで
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