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the shade
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作詞 里央奈 |
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耳障りな音 邪魔な存在
何も聞きたくない 聞かせないで
何も見たくない 見せないで
どんなに汚れても綺麗事を信じてしまうから
何も欲してない
感情なんていずれ消えゆくものでしょ?
欲張ったっていいことなんてないから
人は無邪気で残酷で
気付かぬ内に人を傷つけている
時にその手で 時にその声で
虚ろなその瞳に何も映らないと知っているから悲しいんでしょ?
日陰の中で生きている私を誰か見つけて
叫んでも聞こえないの
あなたから私を見つけて
求めるより望むよりずっと願っているから
曇った空 淀んだ空気
何も触れたくない 触れないで
何も知りたくない 知らせないで
どんなに震えても悲しみが止まるわけではないから
何も探してない
欲しいものが全てこの掌にあっても
「欲しいもの」は「必要なもの」じゃない
声を押し殺しては
時に強がって 想いに蓋をして
誰にも本音を言えずに唇強く噛んで止めなければ流れるから
日向の中で生きているあなたは誰を探している
感情は抱かない
そう出来たならばいいのに…
怒るより笑うより素直に泣いていたい
誰も信じてはくれない
誰も気付いてはくれない
見えない壁に阻まれて独りで生きているのに
誰もしようとはしない
誰も分かろうとしない
孤独という名の螺旋に囲まれて生きているのに
今はまだ眩しい
日差しから逃げて
全てを投げ捨てて溜まった悲しみを流そう
もう止めなくていい
叫んだっていい
我慢なんて要らない
私は強くなんかない
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