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終焉
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| 作詞 陸* |
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壊れないように
ゆっくり抱きしめた
刹那に感じた温もりは
この刀に込めて…
開いた指の隙間から
思い出が出て行くような気がして
強く 握り締めた
誓った想いを刀に乗せて
迷わず斬り進んでいく
喚き 叫んだ
この手に今 何を想う？
血まみれのこの手を握り
今その時に 何を祈る？
壊れないように 君を抱きしめる
悲しい結末はいらない
ただその時まで
君に悲しい想いはさせない
雨が止まない 血が流れてく
明日もし止むのなら
この傷みを癒して
重い鎧を抱えて走り
流れてく血を涙で覆う
『夜叉』なんて呼ばれたこともあった
俺が欲しいのはそんな見せ掛けの強さじゃない
ただ…
壊れないように 君を強く抱きしめた
着物が血で染まってく
でも 君は抱きしめてくれた
何かを察したのか
流れる血を ゆっくり拭った
「明日もし離れるのなら」
ココでまだこうしていたい
壊れないように 君を抱きしめた
悲しい結末はいらない
ただその時まで
君に悲しい想いをさせてしまうかも
それでも止まない 涙が流れた
明日もし止むのなら
この子の傷みも癒して
離した刀の先から 思い出が溢れた
笑顔の君が見えた気がして
空を見上げた
真っ赤な空は この場に相応しい終焉…
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