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記憶
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作詞 Clock gene |
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静まった胸の鼓動が高鳴るのを忘れていたみたいに
記憶も同じなのかな 「君はもう忘れたの?」
見渡せば見渡すほど 広すぎるこの世界にはもう
居場所などないのかな
「さよなら」の響きが不協和音みたいに僕の胸を
深く強く抉るんだ
ただあの日々が僕を縛り付けているかのように
今もずっと 息をする度 目を閉じる度に
いつまでも いつまでも 思い出してしまうよ
引き返す道はないこと 初めから分かってはいたけど
いざその舞台に立ったら なかなか前には進めなくて
愛しさは一瞬を 切なさは永遠を奏でて
響くのは君の声
思い出がいつでも君の温もりを探してしまうよ
苦しくて 切なくて
見渡す世界に 君の姿が映らないとしても 今僕は
風が教えてくれる場所へと
どこまでも どこまでも 歩き続けるよ
不安な気持ちがないって言えば 嘘になるけど
この記憶と共に生きてかなくちゃならないから
思えばあの日からいくつもの月日が経っているけど
今でも僕は 君と過ごしたあの日々を忘れられないでいるよ
「サヨナラ」いつの日か 笑って話せる時が来ること
そんな未来を描き続けて 僕の記憶を綺麗な色で
塗り続けるから 今はまだ濁った記憶を
いつまでも いつまでも いつまでも
大切にしていくよ
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