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さかさま
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作詞 華 花 |
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時計の針を巻き戻しては
また時は進んでゆき
時計を海に沈めても
時は進んでゆく
真っ黒な夜空
星は地面に落ちて鏤めた
落ちた星の破片を踏みながら
血だらけにして歩き続けた
逆様に反転した世界
今度は私が空に落ちる番
まっさかさまに落ちてゆく
宇宙の果てに、未知なる星の果てに
キミがいて抱きとめてくれるならば
怖くはないと頷いた
叫びたいのに、泣きたいのに、逢いたいのに
白黒の世界で、擦れ違ってばかり
夢みたいのに、笑いたいのに、駆けたいのに
血だらけの足は壊死して歩けない
この手は届くのに、この目に映るのに、この声が届くのに
一瞬の隙に 嗚呼、堕ちていく
"鏤めた星の破片を
集めて胸に抱いた
星を空に落とした
そして夜空は輝いた"
それは
一体、何億年かかれば叶うのでしょう
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