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立花
作詞 葉山
あの日時間は止まった 
まだそこにいるのかい?
きみが生きているのなら迷わず愛している
抱きしめるのに

根をはることに疲れたのだろうか
土ごとえぐられたその場所を
守るすべなんて僕にはなかったんだ

また小さく可憐な花を咲かすのかい
きみは笑った
そうね、今年もきれいに咲いてみせるわ
もうそこにいない
雑踏のビルのなか

あの日景色は変わった
もうそこにはいないよね
きみが笑うのなら迷わずありがとう
笑い返すのに

根をはることすら忘れたのだろうか
雨が降ればやさしく包み込んでくれた
あんなに守ってくれたのに

また小さく可憐な花を咲かすのかい
きみは笑った
いいえ、もう咲かすことはできないわ
もうそこにいない
雑踏のビルの中

花は散る時が一番美しいのよ
もうここでは咲けないけれど
春がきたらまたいらっしゃい
小さな花は野に咲くわ

また小さく可憐な花を咲かすのかい
君はいない
きみを奪った小さなビルは
答えることなく無言で立ち続けた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 立花
公開日 2007/11/14
ジャンル ポップス
カテゴリ 社会問題
コメント 大好きな木がありました
帰省して、たっていたのは小さなビルでした
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