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プラットホーム
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作詞 Ryoh |
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電車に当たるすれすれのところに立って僕は言う
「今ここで飛び込むから見ててね」
君は顔色変えず呟いた
「そんなに急ぐ必要はないからね」
反対側の席に座る君の顔を窓に反射した僕は見る
このトンネルを
電車に乗らずに駆けようよ
僅かな光を手繰って
汽笛の音が泣くように
君の泣き声 掻き消した
プラットホームを包む優しさが
僕らに訴えるように
消えていった
電車に揺られる顔は
少し疲れているけれど
車体は明日へと進む
僕らを昨日から離し
一瞬を一瞬へと誘うんだ
窓を介した手に
温もりはないけど
スピードがあがればあがるほど
天国に近づく気がしてる
完成形へと現状は発車する
二人を乗せた
奇跡が今出発する
アナウンスは
二人の行く末示してる
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