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誰がために雪は降る
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作詞 グロニカ |
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待ち合わせをする時は いつでも僕が待たされた
去年のクリスマスも 一人で君を待っていた
ずっとずっと待っていた
ケータイに電話が来る 二時間以上たった頃
何故だか君は泣いてて 「今までほんとにありがとう」
要するに僕は振られた
図ったように降り出した冷たい雨
瞬く間に勢いを増していく
予報では夜から雪のはずだけど
もはやそれもどうでもいい事だった
雨で煙るイルミネーションの下を
一人きり歩く Christmas Night
渡せなかったペアリングを
ポケットにそっと忍ばせて…
あれから一年が過ぎ 今でも君が離れない
あの夜が雪だったら 綺麗な雪が降ってれば―
そんなことを思いながら
友達づてに聞いたよ 君が見つけた次の恋
今夜告白するのだと 旨く運んでいるのかな?
今頃一緒にいるかな?
今年もまた雨が降りしきるクリスマス
テレビを点けて紛らわすあれこれ
予報では朝まで雨が降るらしい
きっと君はがっかりしてるんだろう
柄でも無くサンタクロースを待って
一人きり過ごす Christmas Night
叶うはずない僕の願い
あまりにも情けない祈り
このままずっと過去に生きるのか?
それで何かを変えられるのか?
守りたかったのは君のその笑顔
もしも聖夜に起こるという奇跡が
僕にとっても例外でないなら―
自問自答の末たどり着いた真実(こたえ)
迷いは晴れて 雨は止んだ
どうか君の恋が叶いますように
空見上げ願う Christmas Night
そうこうしてる間にほら
真っ白な雪が降って来た
二度と会えなくてもずっと忘れない
綿雪舞い散る Christmas Night
白い奇跡が彩る街
素敵な未来を夢に見て
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