|
|
|
思い<想い
|
作詞 KEI‐K |
|
何も知らず・・・
思うがままに走っていた・・・
仲間など偽りの物だとずっと思い『独り』で十分っといつも言っていた。
でもね・・いつか・・・それは嫌だと思ってくる・・・
でもね・・いつも独りなんだし・・・独りでいいかな・・
今や俺の心は二つの思いでいっぱいだ。
二つの意味はまったくもって矛盾している。そう・・まるで悪魔と天使のように。
正直になる自分・・・嘘つきのままの自分との戦い・・・
そんな時、真剣に俺のことを思ってくれた奴がいた。そいつは俺にこう言った。
『独りでいるより、俺と色々バカやって楽しもうぜ』
初めは同情・哀れみの感情で俺にそういったのかっと思っていたが、日に日にお互いを信じられるようになった。
いつかの約束・・『今度、お前のウチに行くからよ!』
いつかの誓い・・『じゃあ何かうまい物でも買って来いよ!』
二人は一緒に約束をした。
待っても、あいつは来ない。約束は破ったのか?やっぱ仲間なんか・・・っと思った自分。
『いや、そんな筈ない・・あいつに限って』そう思い、家を飛び出る。
行く手には大勢の人ごみ・・嫌な予感がした。
予感は当たり・・あいつの手にはコンビ二袋。。仲には俺の好きなお菓子。
俺はようやく分かった。自分だけの思いと、誰かのことを想う違いを・・・
そしてまた俺は走り出す。あいつが俺に教えてくれたことを他の人にも教える為に。
|
|
|