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あのとき
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| 作詞 lily |
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階段から見える小さな空
静けさの中 忘れられない声
教室にうつる光の中に
微かに君のかおりを感じた
あの頃の僕等は
あまりにも無力すぎて
お互いに傷付けることを
止めることができなかった
あのとき遠ざかる君の背中を
追いかけることができたなら
今の僕等は想い出にはならなかっただろうか
教室から見える広い空
薄れゆく記憶の中で
色あせることを知らないのは
夢を数える君の横顔
あの頃の僕等は
あまりにも幼すぎて
ふたりをつなげるその一言が
どうしても言えなかった
あのときもう一度君を笑顔に
変えるすべを知っていたなら
今の僕等は想い出にはならなかっただろうか
あの頃の僕等は
あまりにも無力すぎて
お互いに傷付けることを
止めることができなかった
あのとき遠ざかる君の背中を
追いかけることができたなら
今の僕等は想い出にはならなかっただろうか
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