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口づけ
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作詞 Mizuki |
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空を仰ぐ自分がいて
それを赤の他人が見て
一時僕と言う人間を頭において
数分後には消えていて
君の隣に自分がいて
自分の隣に君がいて
目線をじっくり通わせて
君の手ぎゅっと包んで
顔を近づけて
唇を合わせる
愛を確かめるのでなく
君を今感じるため
君のこと愛してるって
僕には言えないんだ
愛すって分からないから
この口付けは愛がないって
僕は思ってるんだよ
ただ存在確認のための行為
残酷な人と言われるのだろうか
その日まで僕は人間に埋もれる
君が僕の瞳を見て
反らすことを許さなくて
あれからずっと僕を存在させて
逆に君に捕らえられて
君の中に自分がいて
自分の中に君がいて
目線をじっくり通わせて
僕の手ぎゅっと包んで
顔を近づけて
唇を合わせる
人を感じるのではなく
愛を理解するため?
君のこと愛してるって
僕には言えないんだ
愛すって分からないから
この口付けは愛がないって
僕は思っていたんだよ
今は意味を持ち始めた行為
あまりにも熱すぎる口づけに
僕はただ彼女に求め、埋もれた
それでもまだ愛してるって
僕には言えないんだ
愛すって分からないから
ただただ彼女との口づけから
僕は僕を見つけたんだ
言葉以上を伝える行為
やっと見つけた僕は彼女に
そっと微笑み彼女も微笑んだ
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