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終わり
作詞 白銀 夢月
あたしの後ろに伸びた影が 不安げに揺れる
雲に見え隠れする太陽が 責めるように照らした傷

生まれたときに始まった 人間として生きる運命
それに恐ろしく不安を抱いた13歳
今まで見えなかったものが ふと見え始め
世界が人間が あまりにも汚く恐ろしいものだと気づいた

終わりが見えない 見えてこない
いつまでこうしていればいいのかな
いつまでこうして歩けばいい?

あたしの立つここは 脆く崩れそうなほど不安定で

手にとった銀色が 皮膚を切りつけた
滲む紅が 色を失い始めた世界に浮いて
少しずつ終わりが見えた気がした
幾つつけたら手に入るだろう
あたしの終わり

あたしの後ろに伸びた影が ちょっとずつ短くなっていく
暗い空に蒼く淡く光る月が 寂しげに影を食べてった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 終わり
公開日 2008/01/24
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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