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純雪
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作詞 hydrangea |
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この雪の降る街に帰るたび
閉ざされた過去が動き出す
固まった感情は
降り注ぐ暖かい雪が溶かしてくれる
つれない態度は昔から
今も続いているけれど
そんな俺を動かした
おまえの言葉を思い出す
「夢かなえられたら
またいつの日にか会おうね?」
所詮かなわぬ夢と分かっていても
この雪のように
愛しい愛しいお前だから
降る雪におまえを重ねてしまって
恋しい恋しいお前だから
溶ける雪が悲しくて
お前を求めてやってきた
愛したくて俺は降ってきた
切り開いたココロの隙間
雪が触って疼きだす
誓い合ったあの日のお前
今もきれいに覚えてる
そんなお前は俺に言う
雪が降るたび思い出す
白い白い公園で
電灯背中にしゃべり出す
「愛してるって言葉は
雪のように積もっても溶けちゃうね」
その言葉の意味は簡単なのに
俺は気づかないフリをした
愛しい愛しいお前だから
お前の存在が、言葉が欲しい
恋しい恋しいお前だから
あの日のように笑って欲しい
今は空ろな日々だから
あの儚い日々が恋しくて
おまえがもういない
あの日ももう戻らない
おまえはいなくなった
遠い遠い世界へ
愛したくて愛したくて
大好きなお前だから
優しくて美しくて
愛くるしいお前だから
また会いたいよ・・・
愛してる・・・
愛してる・・・
愛してる・・・
愛してる・・・
雪が降る
この街に戻るたび
俺の心に降り積もる
いつか溶けてなくなるけれど
お前がいた過去は忘れない
お前がいない未来だけしかないけど
雪はまた降ってくれるから
お前を忘れず歩き出す
道の上に積もる雪に
足跡を残しながら
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