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此の上無い戯言。
作詞 あゆみん
鈴虫の鳴く秋の夜長

吹き行く風は少し涼しくて身体中に染み渡る

私は貴方の事を思い浮かべ
疎ましいが涙を堪える事は困難で
生き行く明日と時を止めた昨日

然して彼の日の優しい笑顔を不図想い出して

矢張り涙は頬を伝わねば落ちる事は無いのだと
意味の無い滑稽な事を想うのです

貴方を浮かべずにしては
私は落ちる事も昇ることも無いのでしょう

貴方は何故泣くのでしょう

若しも罪悪感や同情だとしたら
其れ程残酷な事は無いでしょう

若しも苦しみや悲しみならば
私に困惑を与えます

良く解らない

然し 只の戯言です

私の愚かな妄想と馬鹿げた理想の塊

自嘲するに決まってる
寧ろ自嘲する為に公表して居るのでは無いか

そう云う風にすら想います

只、今は此の真夜中の風と鈴虫の声に
嗚呼、秋だなぁと染々感じて居るだけなのです

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 此の上無い戯言。
公開日 2007/09/27
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 切ない苦しみは戯言へ。
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