|
|
|
視界
|
作詞 ゆーえん |
|
失恋を した日
思い続けた時間は長かったけど
答えに行き着く時間は短かった
可能性は微塵もないとわかってた
嘘 ちょっとはもしかしたらって期待してたけど
『ごめんね』ってちょっと震えた様な声で言われて
泣いてるって気付いた時にはびっくりした
どうして君が泣いてるの?って
『痛いよね』『ごめんね』って
ちょっと鼻水すすりながら言ったんだ
あー こうゆう気持ちを相手の気持ちを
この子は汲み取ってくれたんだって思うと
また無性に抱きしめたくなって
でも 断られてるんだからって留まった
ありがとうね って言うだけでいっぱいだった
確かに切ないね 辛いね
心に当たる部分には心臓があって 心なんて実体本当はなくて
脳が作り出した意識ってことはわかってるのに
理屈ではわかるのについてきてくれないんだ
一つの思いで左右に揺さぶりをかけるように
かき回してかき乱して ぐるぐるぐるぐる
それでも純なところはちっとも汚れない
嫌いって言われなかっただけ 良かったんだ
なんて都合のいいポジティブシンキン
でもさこんな経験をしてこの先色んなことが起きるし
何よりも君を好きになれたことが僕にとっては幸せだったから
今は まだそんな風に割り切れることは出来ないから
もう少しだけ 好きでいさせて 想わせて
何億万人いるこの世界は こういった気持ちが少しずつ作り出した経過で
僕だけの視界でもこんな広いおっきな空や景色が見えるって
幸福だって思わない?ちっぽけだって立ってられる
君と出会えた 話せた 知ってもらえた ちょっとした影響ももらえた
なんて幸せなんだろう なんて幸福なんだろう
本当はこんな風に思うのはまだまだ時間がかかる気がするんだ
そんなに利口じゃないし 簡単に割り切れないから
ものさしでもあれば便利なのに
だから もう少しだけ 好きでいさせて
君に出会えたことに感謝
神はいないと思うから 運命に感謝
|
|
|