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ラヴシック・ラヴァーズ
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作詞 春原 イオ |
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始まりは遠い 遠い遠い昔
完全で不完全な「楽園」という名の世界
君と僕との物語―――
光と共に春の野を舞い 花も樹々さえも虜にする君
無垢な心はひらひら流れる 虚ろな寂しさ 滲ませて
「愛されてるのに 満たされぬはなぜ?
恋だけが 私の価値 そのはずよ
優しい毒で いっそ殺して」
君は恋愛依存症 僕は恋愛恐怖症
自分かわいがって 傷つきたくなくて
まだ君のこと 救えないんだ
そんな僕への特効薬だと 真白い蛇が差し出した林檎
一縷の望みを賭けてひとくち 何のことはない 毒入りだった
火照った身体 止まらぬ鼓動
恋なんて したくないと 言ったのに
甘い毒が 君を求める
君は恋愛依存症 僕は恋愛恐怖症
例の諺だって この病には効かない
薬はそうさ 自分自身なんだ
君は恋愛依存症 僕は恋愛恐怖症
はじめの一歩が怖いなら 手をとってあげるから
痛みのある世界へ 一緒に行こうよ
―――そういう経緯(わけ)で 僕らここにいるのだけれど
隣でおやすみの君 覚えているかい?
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