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なみらみ
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作詞 心菜 |
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「 都合がいい人 」
ただ鎖から 開放されたかった
何を求めているでもなく 何を知りたいのでもなく
何を聞きたいのでもなく 何を見たいのでもなくて
ただ 重い柵から 解き放たれたかったんだ
私は 矛盾してる
こんなことを言いながら
それでも、それが私の存在価値なら
もうそれでもいいかなって 思う私もいて
自分自身が分からないのって すごく怖い
こうやって書いてることも
私の本当の気持ちなの? それとも都合の良い答?
こう思ってるのは 私だけ?
そもそも私は 何を思ってるの?
そんな
答えにたどり着けない 幾千もの問いが
私の頭に浮かんでは 交差する
でも それが 「 私 」なのかもしれない
分からないけど 何も分からないけれど
そうやって 受け止めて 生きていこうと思う
「 私 」が分からずに 一人でもがくことより
「 私 」を心配してくれる人を 大切にしていきたいから
今はこんな答えでも
いいんじゃないかなって思うんだ
「 私 」を少なからず 想ってくれている人を
心配させてしまいたくないんだ
生きていくうちに きっと
「 私 」を 気付いてしまう日が
分かってしまう日が 来るのだろうから
その日まで気長に待つのも 悪くないかなって
それが 「 私 」の答えなんだ って
明白な答えが 出たわけじゃないけれど
約束どおり 伝えてもいいですか
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