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此処
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作詞 テンテン |
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小さく変わった景色に
右足だけ埋もれて
引きずるように歩いた
たいして遠くもない距離を
空に散らした星屑は
闇夜にしか光を届けてくれない
恐いのはいつも朝に
訪れる眩しい痛みなんだよ
居場所なんか記してないけど
いつもの曲がり角で
失くしそうなものを
まだ必死に守っているんだ
手放したところで
何が変わるわけでもないのに
寂しいねってやめてほしいな
有り余るくらい落ちているから
優しいねってやめてほしいな
嘘なんか簡単についてきたんだ
誰のためでもなく
自分のためにもならずに
風が漏らした溜め息
最後のチャンスだったかなぁ
君の声が聞こえると
切なくてでも嬉しくて
ずっと此処にいたかった
黙ってないでって違うんだ
本当のことは簡単じゃなくて
そこにいるって遠いんだ
此処からは何処も遠いんだ
手を伸ばしても届かない
心の距離を感じたんだ
本当の独りを感じたんだ
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