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たんぽぽ
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作詞 美浜 孝太郎 |
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雨が少し降り出した
まだ肌寒い春の日
君は何処を見ているの
何を感じているの
背の高い桃色は
いつも目立って人気者
でも君は凛として
あの大空へ伸びていた
うららかに 咲き誇れ
たとえ小さな命だとしても
根を張って 強く強く
雨に 風に 負けないように
やがて太陽が昇るまで
年をとれば白髪になって
いつしか飛んで彼方へ
君は何処へ向かうの
何を目指しているの
舞い散れるくらいなら
もっと美しいはずなのに
弱々しい風に乗り
そうひっそりと消えていく
たとえばもう一度咲けるなら
君は何を望むだろう
「また僕になりたい」
そう思えるように 生きていこうと思った
「うららかに 咲き誇れ
たとえ小さな命だとしても」
そう君が 言ってくれた
そんな 気がした 教えてくれた
あるがまま 生きていこう
「自分らしさ」も何となくだけど
逃げないよ 隠れないよ
雨に 風に 打たれようと
やがて太陽が昇るまで
うららかに咲いてた君のように
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