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犠牲
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作詞 美浜 孝太郎 |
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いつでも正直者が 馬鹿を見てたんだ
力無き者は やがて黙り込んだ
声を殺した その泣き声を
誰も聞こうとしない 恐れる二の舞
「本当の強さ」とは 目に見えないもの
慣れることだけが 残る道でも
そこを歩くなら 壁を壊したい
逃げて座ることも 今はしたくない
過保護な自由に 隠れている悪意
何が悪いかも 本当は知らない
多い意見が 正しいのかな
引き算みたいな世界なんだろう
常識は その程度だろう
愛想笑いの仮面 サイズ合わせてた
やがて貼りついて とれなくなりそうだ
他の誰かも 息苦しそうに
いつか自分の顔も 忘れるのかな
「本当の自分」とは そうゆうものかな
鈍感なままで こんな世界は
だけどそれでもし 俺が汚れたら
ここに似合う奴に きっとなるんだろう
観客みたいに 無関係を装い
勝てる時だけ ひけらかす正義
死んだ魚と そこにある目は
一体どちらがマシなんだろう
腐るのは 死んでからがいい
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