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散リヌルヲ我ガ
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作詞 流田珠衣 |
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あまりに長い冬の間
人知れず咲く術を覚えて
慣れればそれも
それなりにイイかもなんて
すこし思えてたのに
はるうららん
おなかいっぱい水をください
キミは首をこくりと だけど
ジョーロ傾けかけてふと止まった手は
誰に思ひ憚るのだろう
こぼれる息は白いまんま
路傍の隅でマッチを擦れば
見知らぬ花と
たわむれる姿うかんだ
揺れる火のなか赤く
けせらせらん
笑顔満開 咲き誇るほど
キミが離れてく気がしたよ
時と場所と相手を取り違えたまま
哀しいまでに 色あざやかに
花は咲くでしょう
キミの近くで
キミの隣りで
ひとり無邪気に
そして散るでしょう
キミを想えば
キミのためなら
ひとり静かに
おなかいっぱい水をください
キミは首をこくりと 今日も
時と場所と相手を取り違えたまま
哀しいまでに 色あざやかに
ずっと
花は咲いてた
キミの近くで
キミの隣りで
ひとり無邪気に
そして散ってた
キミを想えば
キミのためなら
ひとり静かに
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