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温かな手
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作詞 天城遊姫 |
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「イラナイ」たった一言で
否定された存在-わたし‐
暗闇に放り出されたココロ
それでも 朝はやってくる
光は躯を蝕み 中を感情を何もかもを
壊し 崩していく
残ったココロを失くさぬように
ただひたすらに 何も出せずに護った
泣くことも許されなくて
残った小さなココロで静かに流す涙
寒い夜 どこにも居られず
ひたすら歩いて何かをさがす
誰も何もしてはくれない
倒れても ただ見ているだけ
だれかの温かい手 ほっとして
逃げる意識を手放した
あなたはだれ?
そんなことはどうでもいい ありがとう
私を見てくれて 気づいてくれて
温かさをくれて…最後に想った
『死ぬな』だれかが呼んでいる
いいんだよ 誰も私が必要じゃないから
『死んじゃダメだ』うるさいな もう寝かしてよ
でも しょうがないから起きてあげるよ
心配されるのって嬉しいから…
必要とされてるから…
温かい手が気持ちいいから…
私は生きている あなたが私を
必要としてくれたから
あの日にくれた言葉は私の生きる
意味になった 私に居場所もくれた
ね?また私にその温かい手で触れて…
そしてわたしは忘れない あなたがくれた言葉
「君は僕に愛されるために生まれてきたんだよ」
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