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THE SAILING MAN
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| 作詞 Ｍ×Ｇ |
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いくつかある音のひとつを飲み込んで
耳からあふれ出そうな偶像 吐出すよ
声にならない衝動なら笛の音に乗せて
シンバルに叩きつけたら それでいい
いくつかいる虫のひとつを追いかけて
目からこぼれ出そうな群像 片付ける
形にできない願望なら鍵盤に導かれて
バスドラに打ちつけたら それでいい
漕ぎ出すよ
進め
目をつぶってさ 耳を澄まして 音のする方へ 漕いでりゃいいよ
僕は誓うよ 声はかけないよ 邪魔になることは絶対しないから
大声上げて すっと歌ってて 自分はここだって 教えといて
昨日まではずっと知らないできた
今日になったらとうとう知ってしまった
狂ったこの感情に嘆いた で 新しくノートに書き足した
悲しいのかい？ 苦しいのかい？ 君の目の前にあるのは大世界
行かないのかい？ 存在 気配 今の世界にゃ未練はないのかい
洗いざらい海へぶちまけて 僕の嫌いな僕もついでに捨てといて
白い羽は燃やして撒いといて 使うはずの君の翼ももいじゃって
命を持たない現実なら手拍子を聞いて
窓の外枠を蹴りつければ それでいい
蹴り出るよ
そういや テレビで言ってたよ あの狂ったやつは死んだんだよ
君はもう悲しくはなくなったよ そのかわりに僕の涙が増えたよ
さっきポストに投函した手紙が 君に届くまでたくさん考えるよ
過去の話や未来の話 泣けなくなってしわが増えたころの話とか
ちょっぴりユメとモウソウを含めて できる限りの記憶を集めて
ぎゅっと抱きしめて真心を込めて 結局恥ずかしいから心に秘めて
大切なのは揺ぎ無いエッセンス もげた翼の傷跡を隠す それよりも
いくらか進むこと考えた君です だからその心は永遠のイノセンス
漕ぎ出すよ
進め
目をつぶってさ 耳を澄まして 音のする方へ 漕いでりゃいいよ
僕は誓うよ 声はかけないよ 邪魔になることは絶対しないから
奏で
目をつぶってさ 耳を澄まして 声のする方へ 飛ぶからいいよ
僕は辿るよ 跡を辿ってくよ 君のいない海を渡って行くから
できたら
大声上げて すっと歌ってて 自分はここだって 教えといて
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