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ビターホワイト
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作詞 M×G |
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繰り返す流れにも惑わず 進む
涙目に伸ばす手が 凍る
風船頭の子供たちは 弾ける
売り子の少女は 燃える
壊れたてのガラス細工は 捨てないでよ
僕が全部 かき集めるから
乾いた雪も 溶け出す色も
眼に映るもの 白く光って
眩しいから眼を閉じるんだ
凍った羽を 真っ赤な街を
うるんだ瞳が 苦く映して
消えてしまうものなんて見えるはずがない
繰り返す痛みにも構わず 進む
背中に伸ばされた手が 怯む
鳥の目の子供たちは 眩む
火をつけた老婆は 飛んで行く
こぼれ散ったミルクティーは 拭かないでよ
そのシミは いつか忘れるから
壊れた雪も かすんだ色も
眼に映るもの 弱く光って
悔しいから眼を見開くんだ
縮んだ羽に 真っ白な街に
乾いた涙が 苦くこぼれて
消えてしまう想いなんて癒えるはずがない
いつか雪が溶けてくれれば 全部水に流れて きれいになって
心も軽くなって 泣けなくなったりするのかな
乾いた雪が 溶け出す街が
眼に映ったら 淡くきらめいて
無理になんて 探す必要はないんだ
ここにある
凍った羽に 真っ白な街に
うるんだ雪が 深く積もって
消えてしまうものなんて見えなくてもいいや
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