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呼吸
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作詞 風の森の小鳥 |
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あなたが悲しんだ時 僕は何をやっていたのだろうか?
今ここで、僕と君は、同じ世界で呼吸をしている
君が何かを始められずに、びびっている時も
君が誰かに嫌われて、悪魔の手段に手を出そうとする時も
君に希望がもてなくて、しばらく何も食べられない時も
僕や彼や、君の好きなあの人は、同じ世界で呼吸をしている。
君が泣いてる時、僕はもしかしたら、君の事に気づかず笑ってるかもしれない
君の悲鳴は、あるいは、僕に届かないのかもしれない
でも僕や彼や、君の大好きなあの人は、同じ世界、同じ時刻に、生きている
時計は決して早く進まない
君が年を取れば 僕も年を取る
同時代に生きる人間だ
だから、もし、君が何かに苦しんだ時には、僕を思い出して欲しい。
あるいは、僕が苦しい時、君を思い出すかもしれない。
誰もが同じように、悩み、生きている。
体は生きようと呼吸をしている。
だから、少しは、安心して欲しい。
もしも、君以外に、苦しんでいる人がいたら、そっと手を貸して欲しい。
君が汚れていると思おうが、「偽善」だと思春期のガキのように言われ様が関係ない。
誰かを、少しでも、気づかうことが出来たなら
少しずつ幸せになっていくと思うから
僕は大した人間じゃないし 殴られれば痛い。時に言葉は胸に刺さる。
君だってそうだろ? 悲しいのはつらいよね。
あなたがもし悲しくなった時は、思い出して欲しい
僕や、彼や、君の愛しいあの人や、世界中に生きるいきもの達が
同じ時間に、同じ世界で、呼吸している事。
遠くはなれてても、世界はいつも君の側にいる。
そして、きっと誰かが、あなたを愛している。
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