|
|
|
切望(せつぼう)
|
作詞 もやしっこ |
|
人の脳みそってのは
楽しい記憶はあんまり 残らないで
辛い記憶ばかり 残るんだって
それを知ったとき 僕は僕を少し嫌いになった
僕は考えた
なんで 人の脳がそういう造りをしているかを
それでね 分かったんだ
人を作った どっかの誰かさんは
人に
僕に
辛さや 悲しみを分かってほしかったんじゃないかって
失ったものの おもさを
命の意味を
忘れないようにって
そして二度と繰り返さないようにと
人の苦しみや悲しみを分かる人になってほしいという 願いを込めて
辛い気持ちで いっぱいになった脳は
僕に信号を送る
「もう 限界だ
これ以上辛い思い出が増えると
溢れ出してしまう」と
入りきらなかった思い出は 僕の頬を伝う
そして僕は願ったんだ
こんな悲しい想いを
ほかの人にはしてもらいたくないと
僕が 誰かに 本当に苦しいことをされても
僕は その人に 同じことをしないように頑張るよ
だから僕は生きるよ
そして
少しでも 辛い思い出を好きな思い出に変えるよ
本当に大事なことは 覚えておくから
最後に
僕の大切な 人の脳が
幸せで溢れますように…
|
|
|