|
|
|
そのうちの一人
|
作詞 もやしっこ |
|
真っ暗な部屋から
君に助けを求めたよ
届くかな?
どうだろ?
でもアンテナは三本さ
真っ暗な部屋へ
君からの光が届いたよ
かえってきたかな?
どうだろ?
でも確かに震えたよ
ふたをあけたら
真っ暗な部屋の
僕は照らされたよ
そしてちょっとだけ泣いて
ありがとうって
君に聞こえないけど言ったんだ
辛くて苦しくて気づいてほしくて
でも
きっと君が知ったら
この苦しみを君が背負うことになるから
そんなことは死んでもいえない
死んでからもいえないよ
なにをしたって どうしたって
絶対に叶わないことはいっぱいあって
でも なんでか
叶わないって知りながらも
僕は無駄な努力を
毎日繰り返すんだよ
でも
頑張れば そのうち一個は叶うかなって
そんなことを
たぶん明日も明後日も明々後日も
ずっと生きてるかぎり
叶うまで考えるんだろうね
そして叶ったころには
忘れてるんだろうね
だから今日だけはちょっと
願うことはやめて
叶ったことを並べてみよう
たとえばね
君と出会えたこと
友達になれたこと
一緒に遊べたこと
君が助けてくれたこと
ほらね
君はこんなにもたくさんの
叶わなかったはずの願いを
プレゼントしてくれてた
今日はそれを抱きしめて
寝るよ
そしたら
明日も起きれるよ
こんなにも
与えてくれて
ありがとう
君がくれたもの
ずっと忘れないよ
捨てないでよかった
救ってくれて
ありがとう
君はそれを
ずっと気づかないで
また
誰かを救うんでしょ?
僕も
ただのそのうちの一人だったってだけのことさ
|
|
|