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変身
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作詞 凛樹 |
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燻る煙 くゆらせる夏の風
時が来れば 訪れると思っていた夏も
私は あと何度見ることが出来るだろう
ゆっくりと投げた石 緩やかに弧を描く水面
遠くで鳴く蝉の声 震える手 歪んだ視界
閉ざしてしまうには 早すぎる
伸ばす手 こぼれる光
頭の中 繰り返すのは あなたの声 ただそれだけ
過ぎていく時の儚さを
人は いつ頃 理解するのだろう
気がつけば いつも 巡る四季
意識する程 遠くなっていく過去
走るアスファルトの上 こだまして近づく足の音
誰もいない石段の上 嘆く今 見つめる青い空
分かち合うには 遅すぎる
つぶる目 あふれる光
鼓動を打つ胸 繰り返すのは 一定のリズム ただそれだけ
それだけ
閉ざしてしまうには 早すぎる
伸ばす手 こぼれる光
頭の中 繰り返すのは あなたの声 ただそれだけ
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