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線
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作詞 由斗 |
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君の心を線で表すとしたら、それは曲線
円になろうとはしない、すれ違ってぐるぐる回る
たちどまることなんて知らないんだろう
目に見えないところで、ちっぽけな花
午後一時の君と午後4時の君
わかりすぎてしまう僕は君を思いすぎているだけ
その今にも泣き出してしまいそうな空といっしょに君も流れてしまいそう
手のひらで救い上げてあげれば君は泣かずにすんだかな
悲しむことさえも知らず愛だけを求めていけたらよかったのに
君は誰よりも傷つきやすいから、僕だってワレモノのように扱ってしまうよ
もう少し近づいて、ほら、綿のように包んであげられたなら
僕だっていつまでも「笑顔でいてよ」と言えたのに
暑苦しいくせに雲が覆って太陽は顔を見せない
そのくせわがままだけを残して僕をイラつかせる
はっきりしないのは僕だって同じだけど
わかってんだ、君だってそうなんだ
君の曲線に火薬を追いつかせたならどこまでもいくね
炎を止めるには少しの水と君を抱きしめる勇気がいる
君がいつまでも好きでいてくれるなら戸惑わないだろう
握ろうとすれば指の隙間から砂のようにこぼれ落ちる
君はすべてを僕に見せてはくれないから僕は不安になるよ
でもなにも言わず傍にいて、たまに笑って見せて、僕の心を洗う
信じていてもいいのか、君に聞くことなんかできないけど
君は僕を信じているから、そして僕は線を繋ぐよ
手のひらで救い上げてあげれば君は泣かずにすんだかな
悲しむことさえも知らず愛だけを求めていけたらよかったのに
君は誰よりも傷つきやすいから、僕だってワレモノのように扱ってしまうよ
君の曲線を僕と繋ぐ直線に変えることができる日まで
僕はずっと君を思う 永遠と呼べるそのときまで
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